子どもの歯 Q&A

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    9:00〜12:30 / 14:00〜18:00
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  • ■祝祭日(休診日もあり)
    9:00〜13:00 / 14:00〜17:00

※診療日及び時間につきましては学会行事等の都合により変更となる場合があります。

子どもの歯 Q&A

小児歯科について

何歳から歯医者さんへ行けばいい?
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歯が生えてくる前から通っていただいて大丈夫です。
「食べさせ方や食べ方はどうだろう?」
「ちゃんと咬んでる?」
「いつ頃から、どんな食べ物が良い?」
「指しゃぶりやおしゃぶりは、いつまで大丈夫?」
歯医者さんは歯のお医者さんですが、同時にお口の中全てにおけるお医者さんです。食べ方、唇の癖、舌の癖……これから成長していく過程で歯並びや健康に大きく影響するお口の動きが、0歳から既に始まっています。さえき矯正・小児歯科医院では、自分自身も理論と実際の子育ての間で悩み、経験を積んだ頼もしい衛生士が、お母さんのご相談にいつでもお答え致します。一緒に、お子さんの「良いお口」について、お話していきましょう!

うちの子でも大丈夫??
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まずは、「子供なんだから、泣いても暴れても当然!」と、どんと構えておいてください。
そして次に、お母さんは楽しそうに私たちとお話をしましょう。
お母様が安心して私たちとお話されるようになれば、自然とお子様も緊張が解けてくるはずです。他院では泣いて暴れるのを抑えられた経験があったとしても、お話を良く聞いて、診療台にあがることができるお子様も多くおられます。
虫歯の無いうちから歯医者さんに慣れて、楽しく予防をしていきましょう。
また、もしも虫歯があって、治療が必要になった時にも、歯医者さんの道具に遊びながら慣れていくトレーニングもあるんです。お子様が歯医者で泣く原因は痛さではなく、バキューム(お口の中の唾液や水を吸い出す道具)の音や、エアー(風で乾かす道具)の刺激にびっくりして……ということがほとんど。
この音や道具が「痛くない」「怖くない」と知ることで、お子様の恐怖心をかなり軽減することができます。
まずは、歯医者さんで楽しく遊んじゃいましょう!

フッソって効き目があるの?
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フッソというのは、歯質を強くし、虫歯の原因菌への抵抗性を強める成分なんですね!
乳歯は永久歯に比べて歯質が弱く、また、生えたての永久歯も歯質がまだ弱いので、虫歯になりやすいというリスクを持っています。
ですから、永久歯に生え変わるまでは特にフッ素で歯を強くしてあげることをお勧めいたしますよ。

乳歯だから、虫歯になっても大丈夫?
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抜けそうな乳歯に小さな虫歯があっても治療をせずに抜けるのを待っていただいて大丈夫ですが、まだまだ生え変わらない乳歯の虫歯を放っておけば、次に生えてくる永久歯に影響が出る可能性があります。
虫歯は進行すると、歯の中にある神経へ到達し炎症を起こさせ根の先に膿がたまります。乳歯の根の先には、永久歯の卵が内包されていて、膿がひどくなれば永久歯の卵にも影響が及びます。
場合によっては、永久歯がきちんとした形で生えなかったり、正常な位置で生えないといった状態を作り出してしまうのです。
特に奥歯は10歳~12歳くらいまでは生え変わりが起こりません。
健康な永久歯を育てるためにも、乳歯の虫歯は早期にきちんと治していきましょう!

子供が「歯が痛い」と言った。けど、すぐに言わなくなったから大丈夫?
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「子供が「歯が痛い」と言った。けど、すぐに言わなくなったから大丈夫?」
「時々口の中を指差して「痛い」って言うけど、毎回指す場所が違うし、よく分からない」
小さなお子様を持つお母様から、よくお聞きする言葉です。これまで拝見した中で、お子様の「痛い」が難しい原因は大きく3つ。

  • 小さいお子様の場合に、痛みのある場所が自分自身把握できておらず、毎回痛いと言う箇所が違ったり、言ったり言わなかったりする表現力不足。
  • 「痛い」と言えば歯医者に連れて行かれる……という不安から、あえて痛みを口に出さなくなるという、素晴らしい賢さ。
  • 虫歯が神経まで到達し、痛みを感じなくなっている場合。
「本当に痛いの?どっちなの?」迷われた時は歯医者さんに行きましょう!
何もなければそれで良し。何かあれば早期に発見できます。
特に乳歯は虫歯がかなり進行していても痛みが出にくいこともあります。暖かい飲み物や食べ物を咬んだときや、体温の上がる夜中だけ痛むという場合も非常に多く見られます。悩まずに、一度診てもらうと、安心ですよ。

矯正って、どんな風に始めるの?
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歯並びというのは、見た目に見えている歯だけでなく、目には見えない骨格、唇や舌の動きの癖、永久歯の本数など、外から見ただけでは分からないことが関係して起こっています。これらの情報を知らずに、矯正治療を行うことは、非常にリスクのあることです。
さえき矯正・小児歯科では、患者様にとって最小限の負担・かつ的確な治療を行うために、まず矯正をご希望の患者様には、いくつかの検査をお勧めし、その分析結果に基づいてカウンセリングを行っています。
カウンセリングでは

  1. どんな装置で、どんなふうに治療していくのか?
  2. どのくらいの期間で終わるのか?
  3. 費用はいくらくらいかかるのか?
などについてお話し、より良いお口の環境を作るための治療方針を提案させていただきます。このお話を元に、矯正治療を始めるかどうかを考えていただけます。検査を受けられるかどうかも、もちろん患者様のご意志になります。
矯正歯科を受診しても、いきなり矯正治療がはじまるわけではありませんから、どうかご安心くださいね。

うちの子にも必要?
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美しい歯並びを手に入れていただく事は矯正治療の大きな目的のひとつです。しかし、見た目だけではない、矯正治療にはもうひとつの大きな役割があります。
「健康にとって、とても重要な『咬める』歯並びにすること」
まずは食べ物をしっかりとすり潰したり噛み切れるように咬み合わせることができているかどうか……これができていないと食べ物をあまり咬めずに飲み込んでしまうため、消化不良を起こしたり、胃腸への負担が考えられます。
また、隙間が多い歯並びだと、虫歯や歯ぐきの病気になりやすいというリスクがあります。
将来的に体を支える胃腸や歯といった大切な部分を健康に保つために、歯並びは非常に大切なものなのです。
では、お子様はきちんと「咬めて」いるのでしょうか?それを見極められるのが、簡単な「歯列検査」です。
この歯列検査、怖い検査は何一つなく、頭全体のレントゲンや手のレントゲン(なんとこれで骨の成長度合いが分かったりします!)を撮ったり、歯型を取って模型を作り、咬み合わせをチェックしたりする検査です。この検査結果から、「矯正治療が必要か」また、「何歳から矯正治療を始めるのが最も良いか」などを分析することができるのです。
ですから、矯正治療に関心のある方も、そうでない方も、一度気軽に検査を受けていただくことをお勧めします。

何歳からはじめるの?
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例えば、永久歯に生え変わる前の反対咬合(受け口)や交差咬合(奥歯の咬み合わせが左右にズレている)では、食べる時などの咬み癖が原因になっていることがあるので、早期(3歳以降)に治療を始めたほうが良いことがあります。
また、お口の中の容積が小さく、逆に歯が大きいことで不正咬合が生まれている場合、成長期が終わった後では抜歯を勧められるケースも多くありますが、成長期であれば顎の発育を促すような装置をつける事でお口の容積を増やし、歯を抜かずに矯正治療を行える場合もあります。
このように、お口の状態によって人それぞれ矯正治療をスタートするのに最適な時期は異なりますので、できるだけ早期に受診していただき、継続的に経過を診せて頂くことが理想ですね。

食べ方が気になる(音がする・遅い・早い・咬まない)
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お子様がご飯を食べる時、くちゃくちゃ音がしていませんか?
食べる時に音が気になるのは、唇を閉じないままに咬んでいて音が外によく聞こえるからなんです。
さえき矯正・小児歯科では、正しい舌・口唇の位置や動きをマスターするためのトレーニング(MFT:筋機能療法)を行っています。
こうした舌や口唇の動きは将来的な歯並びにも大きく影響します。筋機能が発達しやすく、癖が直りやすい子供の頃から、一緒にトレーニングをしていきましょう!

口がいつも開いている
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まずは、口呼吸になる原因が、お口以外にないかどうかを確認しましょう!
もし特に病気がない場合には、歯並びやお口の機能が原因の可能性が高いです。日常的に口を開け、口で息をしていると、粘膜が乾燥し気道感染(風邪)を起こしやすくなります。また、唾液の殺菌作用が弱くなるので、虫歯や歯肉炎になりやすくなります。
口呼吸も、正しい舌・口唇の位置や動きをマスターするためのトレーニング(MFT:筋機能療法)を行うことで治すことができます。
筋機能が発達しやすく、癖が直りやすい子供の頃から、一緒にトレーニングをしていきましょう!

口内炎ができた
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口内炎ができたら、歯医者さんへ行くことをお勧めします。歯医者さんには口内炎専用のお薬があります。
そして、状態に応じて、口内炎を作りにくくする、または早く直すためのアドバイスもさせていただけます。
口内炎が治らないと、ご飯もおいしく食べられなくて、辛い時ありますよね。
「歯」だけでなく、お口の中全てのお医者さんである歯医者さんに、ご相談下さい。

もし歯を打ってしまったら?
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乳歯・永久歯に関わらず、歯がグラグラする、抜けた、欠けた、出血したなどの症状がある場合は、早急に歯科医院を受診しましょう!
また、歯が抜けたり欠けたりした場合は、その歯を洗わずに専用の保存液(無い場合は牛乳)の中に入れてお持ちください。こうすることで、欠けた歯は接着したり樹脂で歯の形を作ったり、抜けてしまった場合も早期であれば戻すことが可能な場合があります。
また、症状がなくても「おそらく歯を打った」ことが分かる場合は、念のため早めに歯科医院を受診することをお勧めします。
歯が受けた衝撃は目に見えない形で歯の神経へのダメージとなり、お怪我直後だけでなく、数日、数ヶ月、数年と、時間が経過してから症状を発生させることがあります。症状の出方は様々で、痛みが出たり、痛みはなくても変色してきたり、腫れてきたり……
そのため、まずお怪我直後は、レントゲンで神経のダメージを確認する必要があります。問題が無ければ、その後は定期健診で経過観察を行うことが大切ですよ。

爪咬み、指吸いが治らない
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指吸いって、何歳までしていて大丈夫かご存知ですか?
まず、1歳までの指吸いは、お子様のお口の発達に必要な行動ですので、これは大事なこと。
1歳から3歳までの指吸いも、指吸いが減っていく過程と思い見守ってあげてください。
少し気をつけていただきたいのが、3歳以降の指吸いです。前歯に一方的な力が加えられることで、頻度によっては指の分だけ上下の前歯に隙間ができて、次第に咬み合わなくなっていく事があります。
では、3歳以降、まだ指吸いが治らない場合……やめるためにはどうすれば良いでしょうか?
指吸いをなくすためには、お子様の『やる気』や、家族の励ましや手助けが重要です。ご家庭では、指吸いをした時に口うるさく注意するのではなく、指吸いをしなかった時にたくさん褒めてあげてください。すると、お子様は自信を持って指吸いをやめていく気持ちになります。
それでもなかなかやめられない時には、歯医者さんにご相談ください。
指吸い卒業に向けて、しっかりとサポートをさせていただきます!